Magical Echo Piñon Pine

LAはEcho Parkから、日々のこと、街のこと、旅のこと、タロットやパワーストーンにカード、サボテンや植物、ハイキングについて気ままに綴ります。

アチューンメント

 去年の話ですが、セドナで思い切って受けたアチューンメントというヒーリングがすごい効果だったので紹介したい。私が受けたアチューンメントとはセドナ在住のヒーラー、アイルさんが行なっているヒーリングの一種で、亡くなった旦那さんがチャネリングによって作ったというパワーストーンでチューニングされた特別なベッドで、全身にあるチャクラをひとつひとつ開いていき、それぞれのチャクラに宿る神や天使という高次元の存在と繋がる通り道(チャンネル)を開いて高次のエネルギーを受け取る、というもの。

私はスピリチュアルなことには興味があるけどチャクラというのがよく理解できず、効果があるのかどうか未知の領域だったし、私にとっては高額だったゆえに長い間ずっと手出しできなかったけど、心のどこかでいつか挑戦してみたいと、いつも憧れていた。

 今回はアチューンメント経験済みの友人からの強いプッシュとアイルさんからの勧めもあってやってみることにした。自分が信頼している人からの勧めを断わるのがむしろ不自然な気がしたのもある。

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 クリスタルや様々なパワーストーンが張り巡らせられたベッドに横たわると不思議と気分がスーッと楽になった。目を閉じてしばらくするとアチューンメントが始まる。それぞれのチャクラに宿る天使や神様に私の名前を伝えてチャンネルを開くアイルさんの声は聞こえるものの、私の意識の中に見えるのは何故か邪推で無粋な魑魅魍魎があらゆる小劇場を止めどなく見せてくれる。そんなくだらない小劇場なんか見たくないと心が拒否しても隙間から這い出してくる。そんな悪夢から覚めたとき、アチューンメントは終了した。散々うなされた魑魅魍魎たちはどこかに行って、とてもスッキリした目覚めだった。立った瞬間からどういうわけかテレパシーが使えるような気がしたし、私の中の何かが全く違う。自分の状況が俯瞰で見れるというか、とにかく不思議と落ち着いた自分がいた。アイルさんはそれをグラウンディングと言っていたけど、まさに地に足がやっと着いたのを確信した。

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 その夜はぐっすり寝れたが翌日、何故か2日前に終わった生理がまた始まった。それがびっくりするくらい勢いも量も多く、まるで高校生のときのようだった。今思い起こせばこの時から体中のデトックスが始まったのだ。顔の吹き出物もドワッと出てた割に翌日にはすっきり治って、顔がピカピカしているし、便秘体質とは無縁なのに便意が止まらず、翌日だけで7回も出た。とにかく、体が凄い勢いで生まれ変わろうとしているのが自分でもわかった。アチューンメントでは何かを服用したり、アイルさんが体に触ったりはしない。それなのに、フィジカルな変化が止まらなかった。生理なんか10日も続いたし、汗もいつもより多い。セドナにいる間は大量に水を飲むようにしてるものの、とにかくトイレにいく回数が多い。

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一方、メンタル的な変化といえば、一言で言えば観察するようになったこと。思考よりも先に喋ってしまう私の癖はどこかへいって、目の前にいる人をちゃんと見るようになった。さらに、周りにいた合わない人や苦手だった人たちがサーッと離れていった。類は友を呼ぶというように、私の意識が変わった途端、周囲にいる人が変わり始めたのだ。お互い嫌な気分にならずに済むから悪口も言わずに済むし、人のことなんかどうでもいいし全く気にならないのだ。

こうした周囲の変化に加え、意識が自分にいくようになったおかげでモヤモヤしていた今後の展望がクリアになった。

 

まわり道をしていたり、悪い習慣がやめられなかったり、なくていいクセを治したいとか、もっと自分の意識と繋がりたいという人にこそぜひアチューンメントをおすすめしたい。高次のエネルギーと繋がることで閃きや直感、チャンスを受け取りやすくなるから人生がもっともっといいものになるはず。一度受けたらその効果は一生続くというし、再度受ければより感度が高まるという。セドナに行く機会がある人にはぜひおすすめです。

アイルさんへの連絡はここへ

https://www.sedonadolphins.com/

 

 ちなみにLAに戻ってすぐびタロット関係の本をeBayでその後オーダーしたらアチューンメントにも関わるアセンデッドマスターやエンジェルについて書かれた本が間違って届いた。しかも出版社はセドナ!これには思わず震えた。f:id:inakoizumi:20180122025526j:image

West Fork Trail

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難易度 :★★★★ 3.5-4.0

※距離的にキツい

絶景度 :★★★★4.0

疲労度 :★★★★★4.5-5.0

駐車場料金 :$10

所要時間 :2〜6時間

おすすめグッズ :トレッキングポール、防水のトレッキングシューズ、ビーチサンダル(夏)、軽食

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 セドナの街を流れるオーククリークの源流に近いWest Forkは、紅葉のシーズンに行くのが最高だとLAで出会ったアリゾナの人々が絶賛していた人気のトレイル。ちなみにアリゾナ州のトレイルランキングでも3位だった場所。

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 着いてすぐパーキングに並ぶが、前車が前に進まない。私よりも先にイライラした後車のおじさんが受付のお姉さんに尋ねると「一台出たら一台が入れる」というシステムで、場合によってはすごい待つのでは、とクラクラしそうになったけど、30分も待たないうちになんとか入れた。パーキング代は少々お高めの$10!

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 トレイルへ出発するとすぐに橋があり、その先にはセドナで映画撮影が行われていた1920年代に建てられたという映画のセットや、休憩所らしき建物、果物の木々がまだ残っていた。とはいえ、煉瓦造りの建物はだいぶ朽ち果てていて廃墟同然だけど、壮大な風景だけに西部劇を観たことない私でさえ感動する。

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 橋を渡ってから5分もしないうちにWest Forkといえばの、川によって侵食されたレッドロックの壮大な景色が広がっていた。秋ということもあり、川の流れがゆるやかなので、鏡のように景色が川辺に写り込んでいて思わず見惚れるほどきれい。 

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 来てすぐに絶景が拝めるなんて、とテンションが上がるが、ここも砂道で足が取られてなかなか早歩きできない。そうこうするうちにシダが生い茂るエリアを通ると生暖かい風に歓迎され、心が瞬く間に暖かくなった。

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 シダや雷打たれた木々のエリアを抜けると笹の生い茂るエリアに到着。ここではツーンという凛とした空気が充満していて、思わず身が引き締まる。こういう空気というかエナジーを自然が生み出しているということに感動する。

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 7つ目の川渡りを終えたところで、ヒーリングの予約時間に迫っていたため、ここで引き返す

。たいたい3マイル以上は歩いたと思うが、もっともっと先へ行きたくなるような場所だった。次回は7マイル先のゴールを目指してハイキングしたいと心に決めた。

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 ※補足 West Forkは大小合わせて13カ所の川渡りポイントがあり、春夏の水量の多い時期は流れが早く、渡るのが大変なのでトレッキングポールがあるとバランスを取りやすくておすすめです。

Devil’s Bridge

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難易度★★★★☆ 3.0-3.5

絶景度★★★★☆4.0-4.5

疲労度★★★☆☆3.0-3.5

駐車場料金 :1日$5、7日間$15

所要時間 往復3時間(30分の撮影時間含む)

おすすめの時間帯 : 朝から昼(昼以降はブリッジが影で暗くなる)

必須アイテム : トレッキングシューズ、水

おすすめグッズ : マスク、タオル、バンダナなど砂埃を防ぐもの

犬 : OK、ただしリーシュすること

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 セドナから発信されるインスタでよく投稿されるのがデビルズブリッジ。自然にできた橋のような形をした岩場は足がすくむほど高いが、遠くまで広がるレッドロックの絶景とターコイズブルーの青空を目当てに行く人が絶えない。おそらく今セドナで最も人気のトレイルといっても過言ではないはず。

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 入り口にはパーキングがあるが、満車時にはDry Creek Rd沿いに停める。ここでも1日$5もしくは7日間$15のRed Rock Passが必要。入り口付近の券売機で売っているが何故か日本のクレジットカードが使えない場合が多いので、セドナのスーパーマーケット(Bashes)で事前に手に入れておく必要がある。

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 ブリッジまでのトレイルは凸凹した岩と砂道で非常に足場が悪い。しかも道は斜めなうえ、砂に足がとられて早歩きするのがむずかしい。そのうえツアー会社のバギーやジープが通るたびに広がる砂埃に少々心が折れてくる。“ツアーに参加すればよかった”と羨ましく思えるかもしれない。そんな凸凹の砂道をだいたい40分程進み、その後はレッドロックが積み重なった階段をひたすら登っていく。岩場とはいえ、ここもそんなに足場がいいとはいえないので、滑りやすい靴などは厳禁。

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 片道約1時間15分、やっとブリッジの頂上に到着。混雑時はすでに撮影の行列ができているのでわかりやすいが、ブリッジの谷底を深く見せる写真を撮るには右側の方で撮影するのがおすすめ。というのも正面から撮ると凄さがよくわからないうえ、谷底を写真に収めるのが難しい。疲れが吹っ飛ぶ壮大な景観はしばらく眺めていても飽きることがないほど美しく、人それぞれの撮影ポージングを見るのも楽しい。

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ちなみにブリッジ側から見る、撮影している側はこんな感じ↓

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ブリッジからの眺めはもう最高!

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足腰に自信のない方や時間のない方にはブリッジの近くまで行けるツアーがあるのでそこに申し込むのもアリだと思います。

Pink Jeep Tour

https://www.pinkjeeptourssedona.com/sedona-hiking-tours/

ワパキ国定公園 Wupatki Ntl’ Monument

モニュメントバレーからセドナへ向かうフラッグスタッフ手前の89A沿いに、ミニサイズのマチュピチュ風古代遺跡が見学出来るワパキ国定公園がある。インスタで見た写真がかっこよかったので今回ちょっと寄り道することにした。

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この国定公園の中には約800もの古代遺跡があり、その中でもいちばん大きいのがこのWupatki。“大きい家”という意味があって、当時約100室の中に約300人が暮らしていたという。格闘技やラクロスのような球技をするボールコートと呼ばれる円形球場もあったり、マーケットが開催される広場もあった。

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友人が立つと分かる通り、実は建物がすごく小さい。古代の人々はかなり小さかったらしい。部屋も一室一室がこじんまりとしていて、そこに3人以上寝てるとなると推定身長100cm代と考えないと計算が合わない。

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この遺跡は先住民が姿を消してからまもない800年前から今のように旅行客に見学されているそう。車で89Aに出る途中、Wukokiと呼ばれる、もう一つの古代遺跡を発見したけど、道が険しいので車から見るだけにした。

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だいぶ日が暮れてしまったので全景が陰ってしまい、先のインスタのような壮大な写真にはならず。でも古代の遺跡は古の知恵や自然との共同体としての暮らし方のヒントが満載で全然飽きない。

ただここにはいくつかの謎があり、その一つはここに水場がないこと。1100年から1250年にかけてここで生活していたと言われるアメリカ先住民のアナサジ族とシナグワ族はどうやって生活していたのか。そもそもシナグワ族は“水がない”という意味だけど古代も今も変わらず人間の体には水が必要なはず。

それともう一つ、写真を撮り忘れたので人様の写真を借りますが、ここにはブロウホールと言われる地下から風が吹き出す謎の穴が存在する。

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ホピ族によると、この穴はボルテックスの一種だそうで、古代人も地下からパワーがもらえる神聖な場所として崇め、この穴が目当てでここに住み着いたという説もある。無臭の強風だったけど、地下には相当広い空間が広がっているらしい。”地球の割れ目“とも呼ばれる謎の風の構造システムは今でも謎らしく、水はないけど風は吹くとかとにかく不思議すぎる!

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ちなみにこの遺跡の手前にはビジターセンターがあり、土器とか古代から育てられているミニサイズのトウモロコシが栽培されてる畑がある。当時の暮らしが分かるこれまたミニサイズの博物館もなかなか面白かったです。入場料は一台の車につき$20。

 

Wipatski Ntl’ Monument
25137 N. Sunset Crater-Wupatki Loop Rd.
Flagstaff, AZ 86004

9:00-17:00 ※クリスマスは休館

モニュメントバレーツアー

今回はモニュメントバレーの中に行ってみたいと思い、事前にナバホ族にツアーを申し込んでいた。tripAdvisorでいちばん人気だったNavajo Spirit Tourをチョイス。一人$75で3時間かけてモニュメントバレーを回る内容で、他にも地図に載っていないナバホ族の神聖な場所、Mystery Valleyツアーなどもあったけど、その日他にも行きたい場所があったのでこれだけにした。

 

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まず出発してすぐナバホのおばさんの露店が並ぶエリアに連れて行かれたけど、店番をしていたナバホの犬がパコに興味津々。飼い主曰く、初めてチワワを見たらしい。

 

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私がこのツアーでいちばん楽しみにしていたのがアナサジ族のペトログリフ。これは水から女性が生まれて子供を生むという、人類の起源を表すストーリーがあり、周りには亀や鳥、トカゲがいて、それぞれにもストーリーがあるらしい。教えてくれたけど結構複雑で、話が入ってこなかった。

 

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さらにもう一つのお楽しみがナバホラグ製作の見学。その辺に生えている植物の根とか花などで羊毛を染めて、クシみたいな器具で毛を均一にといで糸を紡ぐ、すべて手作業による織物工程には計り知れないほど時間がかかるという。

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この人は有名なナバホウィーバーのスージー・ヤージーさんのお孫さん。スージーさんは2013年に93歳で亡くなられた。以来、彼女は務めていたThe View Hotelを辞めてスージーさんの後を継いだという。スージーさんの織物は未だにここで売られていたけど、一年ほどかけて作られているため10000ドルから7000ドル、安くても3000ドルはする。私が思うにナバホ織職人の中でも未だにスージーさんの作品がトップだと思う。彼女の織物にはナバホ族の女神イェイ・ビチェイが多く織られていて、雨を願う織物には虹が、雪を願う冬のラグには白い雪雲が描かれている。要は水を願う砂漠民の豊穣の願いが込められている。

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その後はいろんな見所へ連れていってくれたけど、カンカン照りの砂漠なのに地下から湧き出す泉や川があったりして驚いた。

中でもThree SistersとTotem Poleが並んでる場所にすごい惹かれた。あれが人なら一目惚れかも。

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 ここは泉から流れるうっすらとした川が流れていて、動物が水を飲みに来る場所らしい。白い砂のようなものは塩で、モニュメントバレーがこのような形になる2億7千年前以上前にここが海中であったことを示している物的証拠。そのためサーモンピンク色をしたサンゴをターコイズと並べたインディアンジュエリーも多く見かける。

古代の塩をぜひとも舐めたかったけど超よそ者の私としては図々しいと思い、ガイドにおねがいできなかった。

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そしてこれはナバホ族が神聖なセレモニーをする前にこのユッカの根でできた石鹸で体を洗うというソープユッカ。ユッカにもいろんな種類があるけど、いろんな伝記でソープユッカのことは知っていたので生を見れて感動したけど、カリフォルニアにもありそうな感じがした。これの花で羊毛を染色しているとも言っていた。

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ちなみにここの赤砂は重みがあってサラサラしている。靴にたくさん入ったけどサラッと全部なくなるので、汗をかいたら日陰の砂に寝転んでシャワー代わりにするとも言っていた。冗談かと思ったけど本当みたい。ここでシャワーを浴びるなんて気軽にできるわけがない。

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ガイドのギルが吹いてくれたインディアンフルートがとても素敵だったし、見所も満載だったのでここに行ったらぜひツアーに参加することをおすすめします。絶景ポイントが多過ぎるのでエクストラで携帯のチャージャーが要るかも。

 

愛しのセドナへ

 サンクスギビングのホリデーにモニュメントバレーとセドナへ行ってきました。またかと思ってるのも当然ですが、行っても行っても足りないほど、どんどんセドナ愛が湧いてくるのです。私にとって地球上でいちばん美しく、ただ居るだけで癒される街。

 今回もモニュメントバレーはThe View Hotelに宿泊。LAから11時間かけてドライブしたのでディナーには間に合わなかったけど、翌日の朝日が綺麗過ぎて救われました。

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 この日はナバホ族によるモニュメントバレーツアーを申し込んでいたのでこの後出発。

すごい絶景とインディアンフルートが聴けるすごい内容のツアーでした。後日詳細UP予定。

 The View Hotelは絶景のど真ん中に位置するナバホ族運営のホテル。内装もナバホ柄と呼ばれるインディアンならではのパターンがあしらわれたベッドカバーや絶景写真に加え、カチーナとよばれる人形が飾られていたり、シンプルだけど居心地がよくて清潔感もある。レビューでマズイと書かれているレストランの料理は私にとってはすごく美味しいんだけど、普段から美味しいものを食べ飽きてる日本の人の舌には合わないのかな? グリーンチリの煮込みシチューをはじめとしたサウスウエスタン料理はとっても美味で、レシピを知りたいくらい。

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 今回は朝ごはんしか食べられなかったけど、サルサとチーズが美味い!手作りビスケットも素朴な味が沁みる。丁寧に愛情込めて作られているのを感じます。

 

旅はまだ続く

 

 

Mercado Sagrado

 マリブの山奥、サンタモニカマウンテンの牧場で行われたおしゃれフェス、メルカド・サグラドに行ってきた。このフェスは年に何回かやっているそうで、ヴィンテージ・ショップからネイティヴ・アメリカンのジュエリー・ショップ、パワーストーン、マクラメなどのファッション系ショップから、オーガニック原材料の健康食品、ヴィーガンフード、食器などなどアーティスティックで意識高い方々が共感できるユニークなショップが40店ほど集まっている。

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 さらに、地球に優しい環境作りを基本としたワークショップ、例えばオーガニック野菜の作り方や植物とのコミュニケーションの取り方、野生的なタロットリーディング(?)なども同時開催していてどれも興味深いものばかり。そのうえ、キャニオン・セレブレーションという名目のニューエイジ系のトリッピーなライヴも異空間な感じがムンムンで非日常を味わえた。

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  ひと味違うおしゃれマクラメやパワーストーン系のジュエリー、ラグなどを見ると自分でも作れそうなものやいいアイディアが発見できたりして創作意欲をくすぐられた。最近マクラメを始めたのでぜひ取り入れたい。

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 もともとジプシーとかカルト教団とかヒッピーとかコミューンという秘密めいたワードに惹かれていた私はこのフェスがすごく気に入った。この辺りはマンソン・ファミリーが最後に逃げ込んだというトパンガにも近く、日本にいた頃から憧れていたカリフォルニアのヒッピーカルチャーそのものが広がっていて、感慨深いものがあった。というのも、未だに今の自分が間違った場所にいるんじゃないかとか、日々やってることが正しいのかと疑問に思うことが多々あるけど、すべて合ってるんだなって思えて、素直に今を肯定できたのが自分の中で大きかった。

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きっとここを訪れた人はみんな同じような精神世界に住んでいるだろうし、意識やエナジー、波動が近いだろうから、宇宙や生命と自分との繋がりに関して改めて考えさせられたのだと思う。こういうマジカルなヴァイブスに触れられてよかった。

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 ここは車じゃないと行けないので日本から来る人には少し難易度が高いのと、入場料がコンサート並みの$45に加え、LAの中心地から2時間弱ということでLA在住者にも気軽におすすめはできないけど、行く機会があればぜひどうぞ。

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http://mercado-sagrado.com